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はじめに

イギリスのバンド、Jamiroquaiが1996年にリリースしたVirtual Insanityが、
色々と気になりすぎたので、歌詞を日本語で歌えるように和訳してみました。

Oh yeah, what we’re living in (let me tell ya)

「僕たちが住んでいるホシがどんなものなのか、教えてあげよう!」
と、ジェイ・ケイさんは申し上げております・∀・

 

Virtual Insanity_1番の和訳

英詩 It is a wonder man can eat at all~

It’s a wonder man can eat at all
When things are big that should be small
Who can tell what magic spells we’ll be doing for us
And I’m giving all my love to this world
Only to be told
I can’t see
I can’t breathe
No more will we be

訳詩

何故鵜呑みにできるんだ?
どうでも良いことが大事になっただけなのに
僕たちがこんなになっちゃう魔法なんて、一体誰がかけられるんだろうね
僕はこの世界に、僕の愛を全て与え続けてるのに
思い知らされただけだった(魔法は解けないってことを)
見えないし
息もできない
僕たちじゃどうしようもできないんだ

eatが食べるのは食べ物だけじゃない!

eatは普段”~を食べる”って意味で使うことが多いのですが、“物事”も食べられるんですね!

「これでも喰らえ!」って言いたい時に“eat this!”なんて言ったりしますが、日本語も英語も「食べる」って使い方のニュアンスが似ているんだなぁ…と冒頭から大変勉強になりましたw

No more will we beって?

元々の文はWe wll be no more
直訳すると「僕たちはno moreになります」ですw

moreは「現状以上の好ましい状態」を意味しているニュアンスがある(個人的に)ので、それが”no”と否定されているので、
現状以上になれないこれ以上どうすることもできないと訳してみました。

主語は”We”なので♪

日本語歌詞

針小棒大なだけだろ?
何故鵜呑みにできるんだ?
一体 誰が
僕らに呪いをかけたんだ?

things are big that should be smallで皮肉たっぷり

「小さくあるべきものが大事に」が大体の直訳。
「元々大したことないことが、大げさになってるだけなのに、なんでそんなこと信じるの?」的な皮肉がたっぷり・w・

ですがこの曲、「I」「us」が混在していて、
客観視しつつも、自分も「ただの小言を大げさに鵜呑みにしてしまう呪いにかけられた内の一人だ」と歌っているので

皮肉さと同時に「どうしようもできない無力感」も感じることができて、なんだか切ないです…T▽T。。

英詩

And nothing’s going to change the way we live
‘Cause we can always take but never give
And now that things are changing for the worse,
See, its a crazy world we’re living in
And I just can’t see that half of us immersed in sin
Is all we have to give these

訳詩

何も僕らの生き方を変えられない
だって僕らはいつも奪うだけで決して与えないから
事態はどんどん悪化していく
ほら、僕らが生きてるのはこんなにも狂った世界なんだよ
でもまだ信じられないよ 僕らの半分は罪に洗礼されているだなんて
どうすれば良いのさ?

nothing’s going to changeの否定っぷりがスゴイ

be going to ~は未来形を表すイディオムとして覚えていますがそれが否定形になったとき、物凄いパワーを発揮することが明らかに…。

未来は未来でも、”be going to”は自然の摂理的に~する予定を表します。
同じ未来形の助動詞として使われる”will”は自分の意志で~する予定を表します。
名詞として使用する場合に「意思」と訳せるので、なんとなくニュアンスが分かる感じですね。

そして今回は未来の否定です。
will not(won’t)も自分の意志で~しないという強い否定を意味しますが、
be not going toは自然の摂理で~しないことが決定づけられているという物凄い強い否定を表します。

なので、歌詞中の「nothing’s going to change the way we live」は、「何事も僕らの生き方を絶対に絶対に変えられない。(自然の摂理として決定づけられているんだ)」ぐらいの意味になりますΣ○▽○;;;;ビックリ

Bメロでちょっとリズムが跳ねて、可愛らしい雰囲気で歌っていますが、実はこんな凄いことを言っていたんですね・・・

日本語歌詞

僕らは決して変われない
奪うだけで与えないから
悪い方に転がっていくだけ
あぁ気が狂いそうだ!
下半身が罪に埋もれた
僕らにできることは?

half of us immersed in sinがなぜ下半身?

「immerse」は元々、浸るとか、浸礼する(キリスト教の洗礼の方法のひとつで、水に浸る洗礼方法があるらしいです)という意味があります。

「sin」は”罪”なので、
「half of us immersed in sin」は大体直訳すると「私たちの半分は罪に浸ってる」という意味になります。

そしてこの「half of us」
「ぼくらの半分」という意味ですが、

ぼくらの半数なのか、ぼくらの(身体的に)半分にするかで悩みました。
今回は、罪にズブズブと吞まれた状態(サビのwe all live undergroundにも繋がるのでは?と妄想)がイメージできたので、
「身体的に半分」を採用し、「下半身が罪に埋もれた」と訳して歌ってみました♪

Is all we have to give theseの訳が難しい…

疑問詞で始まっているので「~が全てですか?(~さえすれば良いですか?)」

歌詞は「Is all we have to give these…」
なので、「私たちはこれらの…を与えさえすれば良いのですか?」となるの思うのですが
「…」が分からない・・・

このハッキリしない感じもまた堪らなく魅力的です//▽//レッツモウソウ…☆

英詩 Futures made of virtual insanity~

Futures made of virtual insanity now
Always seem to, be governed by this love we have
For useless, twisting, our new technology
Oh, now there is no sound for we all live underground

訳詩

未来は全て嘘っぱちで成り立ってる
僕らの愛で成り立っているように見えているけど
無意味で歪んだ僕らの新しいテクノロジー
何の音もしない
それは、僕らがみんな もう地上には住んでいないからなんだ

virtual insanityの意味はなーんちゃってね!?

virtual reality「仮想現実」とか言ったりしますが、
色々調べたところvirtualには「実質的な」という意味があるらしいです・w・
個人的なvirtual realityの解釈は「触って確認することはできないけれど、視覚によって実質的に存在しているとされる世界

ではvirtual insanityの意味とは?
「実際には存在しない。でもその実態の本質は、実質的に狂気で成り立っている世界」と解釈できるかなぁと思っています。

歌詞を1番から2番まで通して読んでみると、
現在や未来を嘆いて、発狂しながらも、少しは明るい未来があるのでは?と希望を見出している感じ。

「virtual insanity」
実質的に狂気ではあるけれど、実在はしない狂気
なので、究極的にvirtual insanityは「なーんちゃってね」と訳せるのでは…なんて思ったりw
(PVのラストのJKさんの表情とか…ねw)

日本語歌詞

未来はVirtual Insanity
そう僕らの愛なんて関係ないんだ
無意味で歪んだ新しいテクノロジー
もう現実世界には何も残っていない

virtual insanityとtechnologyはあえて訳さない!

サビはメロディとリズムがキャッチーなので、
それぞれを崩さないように、「virtual insanity」と「texhnology」はそのまま歌ってみました。

あえて英語のまま歌った方が、歌詞的にも想像の余地があっておもしろいかな?・w・とも思ったので♪

また「テクノロジー」は、カタカナで表記することで
小ばかにしているニュアンスが出せるかなと思い、英語にはしませんでした。

underground = Virtual Insanityの完全なる妄想

地上(=現実世界:real)と地下(=実質的世界:virtual)の世界をイメージして訳しました。

サビ前の下半身が罪に埋もれたが、
最終的に罪に飲まれてみんなundergroundに行ってしまった。

だから地上である現実政界には音がしない(no sound)そんな世界をイメージして訳し、歌ってみました!
ちょっとダークな感じですね…
(PV中のソファーから流れ出る血ともリンクしたりしなかったり…?)

 

続きはまた次回♪

今回は1番までの日本語の歌詞と、日本語の歌詞に至る前の思考過程(訳詩)をご紹介してみました!
2番以降はまた次回ご紹介したいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

写真出典:photoAC
歌詞引用:METROLYRICS_virtual Insanity